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怪人二十面相 Full Album Lyrics

人間椅子 - 怪人二十面相 cover art
Band
Album

怪人二十面相

(2000)
TypeAlbum (Studio full-length)
GenresHard Rock, Heavy Metal, Doom Metal
Album rating :  –
Votes :  0
Lyrics > etc. > 人間椅子 Lyrics (207) > 怪人二十面相 Lyrics (12)
Submitted by level 21 록스타 (2017-10-01)
1. 怪人二十面相 (6:44)
花の大帝都を揺るがす
謎の大泥棒の噂
夕べ大伽藍に登って
街を影法師で呑み込む 

黒いマントの 
怪人の名は 
神出鬼没 
二十面相

夜はバイオリンの音色で 
悪の狂詩曲を奏でる 
ひとつ紳士のふりして 
闇の謝肉祭に出掛けよう 

羅紗の仮面の 
怪盗の名は 
変幻自在 
二十面相

どこから来たのか 
誰にも知れない 
どこへと行くのか 
誰にも追えない

鏡の中で 
虚ろに笑う 
お前は誰だ

銀の蝋燭台の鬼火が 
黒い即興詩に仄めく 
俄か宣教師の呪文も 
偽の黙示録を綾なす 

どこから来たのか 
誰にも知れない 
どこへを行くのか 
誰にも追えない

……お前は誰だ
2. みなしごのシャッフル (4:22)
夜の風が火照る頬に心地よくて 
街路灯の照らす限り歩き続けた 
道の果てはいつか長い夢でみたよな 
モノトーンの旧い友のたたずまい

潮の洗う砂の城を確かめたくて 
夜明け前の凪の浜辺走り続けた
海の果てはかつて遠い夏にみたよな 
クリスタルの淡い恋のさざなみ

明日を追いかけて 
昨日探してる 
愛を置いてきた 
昨日求めてる 
誰もみなしごだから

街の人のはしゃぐ声と遊び疲れて 
お気に入りのコート脱がず眠り続けた 
夢の果てはどこか寒い冬にみたよな 
ベルベットの若い母のぬくもり

明日を追いかけて 
昨日探してる 
愛を置いてきた 
昨日求めてる 
誰もみなしごだから
3. 蛭田博士の発明 (5:45)
霧の滴る不夜城に 
処女の悲鳴が木霊する 
不良貴族の酔狂か 
泥でこさえた木偶の坊

右に左に首振って 
街に魔人が繰り出せば 
上を下への大騒ぎ 
街は魔人が大暴れ

猫の死骸の築山に 
呪詛の狼煙が立ちのぼる 
墓場荒らしの啓蒙と 
助手も鴉にタクト振る

蛭田博士の大発明 
嘘と狂気の化学式 
蛭田博士の大発明 
夜と悪夢の帰納法

魔女裁判の篝火が 
愉悦の調べ燻り出す 
人語解する狼も 
腐肉喰らってしたり顔
4. 刑務所はいっぱい (5:24)
さあ鉄の門の故郷に着いたぜ 
ただいまと看守どもにまずウインク 
相部屋は号外を出した彼奴さ 
悪徳の子守唄が十八番

どんどん 増えるぜ 
ぐんぐん 増えるぜ 
ばんばん 増えるぜ 
じゃんじゃん 増えるぜ 
刑務所はいっぱい

さて俺の自己紹介でもしようか 
母親は船乗り相手に駆け落ち 
父親はのんだくれホラ吹き男 
言葉より先に盗みを覚えたさ

どんどん 増えるぜ 
ぐんぐん 増えるぜ 
ばんばん 増えるぜ 
じゃんじゃん 増えるぜ 
刑務所はいっぱい

いかれた奴といかした奴 
まともな奴はよそ行きな 
ろくでなしにひとでなし 
愉快な奴の吹き溜まり

どんどん 増えるぜ 
ぐんぐん 増えるぜ 
ばんばん 増えるぜ 
じゃんじゃん 増えるぜ 
刑務所はいっぱい

ほら詐欺師山師新入りの行列 
ここいらが監獄破りの潮時 
相棒はいくさ帰り鬼軍曹 
お先に失礼地獄でまた会おう

サイレンが響きだす 
刑務所へ まっしぐら 
サイレンがうなりだす 
刑務所は もういっぱい 
もういっぱい
5. あしながぐも (5:08)
かびの生えた陰に暮らし
壁のしみをただ眺めて
埒のあかぬことは既に
解っている 痛いほど

あしながぐもだろう
明日があるだろう

日が落ちたらうろうろして
月が出たらふらふらして
はかが行かぬことばかりで
良くないのさ 期待ほど

あしながぐもだろう
明日があるだろう

無駄に長いその脚
いやに細いその脚
すぐ折れるよ

無駄に多いその脚
いやに脆いその脚
すぐ失くすよ

あしながぐもだろう
明日があるだろう

あしながぐもにも 
明日があるけど 
さしたることない 
明日があるだろう
6. 亜麻色のスカーフ (4:30)
シャナナ ヘイヘヘイ
散歩したのさ
春の公園
口笛吹いて
ベンチに腰掛け
アイスを食べて
シャンシャラララ

シャナナ ヘイヘヘイ
木蔭の下さ
若い男の
死体が一つ
パジャマ姿で
芝生を掴んで
シャンシャラララー

そこに落ちてた 亜麻色のスカーフ
それが手がかり 亜麻色のスカーフ

シャナナ ヘイヘヘイ
探索するよ
ルーペ片手に
聞き込み捜査
線上に浮かんだ
可愛いあの娘
シャンシャラララー

そこに落ちてた 亜麻色のスカーフ
それが手がかり 亜麻色のスカーフ

シャナナ ヘイヘヘイ
恋しちゃ駄目さ
だってオイラは少年探偵

そこに落ちてた 亜麻色のスカーフ
それが手がかり 亜麻色のスカーフ
切ない薫り 亜麻色のスカーフ
それが気がかり 亜麻色のスカーフ
7. 芋虫 (8:40)
ひねもす隠れ
ひねもす食らう
何も判らず
何も遺さず
何も……何も……

俺は芋虫 
貪るだけの 
俺は芋虫 
肥えてゆくだけの

闇に蠢き 
闇に悶える 
何も得られず 
何も叶わず 
何も……何も……

俺は芋虫 
醜いだけの 
俺は芋虫 
卑しいだけの 
俺は芋虫 
嫌らしいだけの

ああ ずるずると血膿のぬめる肉槐 
ああ どろどろとはらわた腐る肉槐 
ああ 朽ちてゆく 朽ちてゆく 朽ちてゆく

ああ ぐつぐつと煮えくり返る肉欲 
ああ どろどろと虚しくよどむ肉欲 
ああ 堕ちてゆく 堕ちてゆく 堕ちてゆく
8. 名探偵登場 (2:38)
寝ぼけ眼こすって 
雨の都会見下ろす 
解毒剤をたっぷり 
冷めたコーヒーを啜る

名探偵が現る 
真っ赤な外車に飛び乗り 
迷宮事件も解決 
颯爽と登場なのだ

洒落た煙草くゆらせ 
薔薇を胸に一輪 
盗聴器はそのまま 
恋のアリバイ作る

名探偵が現る 
はっしとバイクに跨り 
密室トリックも看破 
雀躍と参上なのだ

名探偵が現る 
ニットのマフラーなびかせ 
切り裂きジャックも退散 
颯爽と登場 
仕上げは上々 
御目見得以上なのだ
9. 屋根裏のねぷた祭り (7:22)
闇の中から一寸法師が 
ねぷた担いで繰り出してくる 
押入れから 引き出しから 
屋根裏からわらわらと 
ねぷた囃子が近づいてくる 

ヤーヤドー ヤーヤドー

枕元では一寸法師が 
ねぷた囲んで奇声をあげる 
夜を震わす笛太鼓 
俺の体は金縛り 
ねぷた囃子が襲いかかる 

ヤーヤドー ヤーヤドー

花いちもんめ 
手のなる方へ 
お前が欲しい 
こちらへおいで

山車の絵が動き出し 
魂の緒を刈るのだ
10. 楽しい夏休み (6:01)
今年の夏はとくべつ暑い 
寒暖計がおじぎをしてる 
日光写真のまさきの木の葉 
君によく似てかれんに咲いた

山にも出かけよう 
麦わら帽かむり 
海にも出かけよう 
うきわは忘れずに

たのしいな 夏休み 
うれしいな 夏休み

お盆になればリュックをしょって 
おじいちゃん家へ妹とゆくよ 
かわらの屋根でご本を読んだ 
入道雲はあくびをしてる

日記もつけとこう 
花火をあげました 
絵はがき出しとこう 
スイカの絵を入れて

泳ぎを覚えよう 
息つぎできるかな 
逆上がり覚えよう

手に豆できるかな 
自転車のれるよう 
補助輪はずそかな 
宿題どうしよう 
もうすぐ新学期
11. 地獄風景 (3:29)
人間花火が打ち上がり 
紳士と淑女の運動会 
針とびマーチも高らかに 
狂ったかけっこ よういドン

堕落のゴールへまっしぐら 
奈落のゴールへまっしくら

刃のテープで真っ二つ 
万歳している上半身 
脚だけ先行くおかしさに 
うっとりしながらゴールイン

破滅のゴールへまっしぐら 
地獄のゴールへまっしぐら

呂律が回らぬアナウンス 
お次は首とり騎馬戦だ 
歪んだ笑いの貴賓席 
捻れた骸の表彰台

堕落のゴールへまっしぐら 
奈落のゴールへまっしぐら 
破滅のゴールへまっしぐら 
地獄のゴールへまっしぐら
12. 大団円 (8:14)
真夜中の舞台で歯車が軋む 
青銅の女神の残酷な裁き 
俳優の懺悔は暗転に飲まれ 
溜め息の和音が客席を満たす

貴婦人の涙は演目に零れ 
憂鬱なボレロが棺桶を運ぶ 
そして大団円 やがて大団円

惨劇の舞台は北欧の古城 
伝説の領主が夜な夜な出やる
花売りの娘も誘惑に溺れ 
死神のギターが往来に響く

そして大団円 やがて大団円 
かくて大団円 もって大団円

拍手喝采応えて 
主役端役の挨拶 
村の娘も浮かれて 
花の嵐に投げキッス 

カーテンコールは 
あでやかに 
カーテンコールは 
はなやかに

悪魔は仮面脱ぎ捨て 
うやうやしくも一礼 
演出かも飛んできて 
冴えたジョークのお披露目 

カーテンコールは 
おごそかに 
カーテンコールは 
しめやかに

またのご来場を お待ちして 
また遇うその日まで ごきげんよう
Info / Statistics
Artists : 34,229
Reviews : 7,817
Albums : 121,806
Lyrics : 149,293