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真夏の夜の夢 Full Album Lyrics

人間椅子 - 真夏の夜の夢 cover art
Band
Album

真夏の夜の夢

(2007)
TypeAlbum (Studio full-length)
GenresHard Rock, Heavy Metal, Doom Metal
Album rating :  –
Votes :  0
Lyrics > etc. > 人間椅子 Lyrics (207) > 真夏の夜の夢 Lyrics (12)
Submitted by level 21 록스타 (2017-10-01)
1. 夜が哭く (7:46)
赤い月夜を裸足の少年がひた走る 
犬の遠吠え 逆巻く夜の浪恐れながら

他人の顔したパパとママ 
明日をも知れない家なき子

遠く夜汽車は都会の灼熱を運んでくる 
線路の果てに少年の住む家もあるだろう

生まれた時からひとりきり 
ぬくもり求めて三千里

びゅうびゅうびゅうびゅう みなしごの 
びゅうびゅうびゅうびゅう 子守唄

夜霧の逢瀬 
深窓の美少女は待ちわびる 
衣々の朝 
涙で濡れそぼつ乱れ髪

交わした接吻夢心地 
あなたの移り気なお怖い

びゅうびゅうびゅうびゅう たまゆらの 
びゅうびゅうびゅうびゅう 恋の歌

誰でも心に絵筆を持っている 
世界は真っ白 自由に描けばいい
ほら 薔薇色にもなる 
灰色にもなる 人生

誰でも心の扉は開けられる 
この世は真っさら 何処でも行けばいい
ほら 退屈にもなる 
贅沢にもなる 人生

冬の病室 孤独な老人が夢を見る 
いる筈のない我が子の微笑みに嗚咽する

愛は惜しみなく奪うもの 
時間は金なり玉の輿

びゅうびゅうびゅうびゅう 木枯らしの 
びゅうびゅうびゅうびゅう 鎮魂歌

夜が哭く 夜が哭く 
夜が哭く 夜が哭く
2. 転落の楽典 (5:36)
栄光の奴隷船から 
大陸に来るものこそ 
絶望と呪詛の法典

戦争の陰に隠れて 
困窮の垢に塗れて 
禁断の調べ奏でる

それは獣のリズム 
とても淫らなリズム 
それは悪魔のリズム 
とても不埒なリズム

転落のロックンロール 
墜落のロックンロール 
転落のロックンロール 
墜落のロックンロール

隠密の知者は目論む 
蒙昧の民に希望と 
幻想の種を蒔くがいい

革命の鳩は放たれ 
若者はひもじさゆえに 
まやかしの自由貪る

それは堕落のメロディ 
神を畏れぬメロディ 
それは地獄のメロディ 
神を嘲るメロディ

転落のロックンロール 
墜落のロックンロール 
転落のロックンロール 
墜落のロックンロール

疫病が街に拡がる 
男らは鍬を捨て去り 
女らは不貞働く

冒涜の雲は晴れない 
静謐も今は昔に 
頽廃と夢魔が蔓延る

それは狂気のハーモニー 
人を惑わすハーモニー 
それは禁忌のハーモニー 
人を欺くハーモニー

転落のロックンロール 
墜落のロックンロール 
転落のロックンロール 
墜落のロックンロール
3. 青年は荒野を目指す (5:08)
君よ青年 
燃ゆる瞳で何を見つめる 
荒れた大地 
餓えと乾きに喘ぐ人々

熱き血潮 
ほとばしるまま旅が始まる 
鉄の長靴 
すがる泥濘ものともせずに行け

青年よ目指せ荒野を 
青年よ越えろ試練を 
青年よつかめ未来を 
青年よ走れ明日へ

君よ少年 
祝福されし大輪の花 
広い世界 
書物ひも解き思いは尽きぬ

はやる心 
咽ぶ涙に理想いや増し 
赤い夕陽 
使命誓えば希望に暮れなずむ

青年よ目指せ荒野を 
青年よ越えろ試練を 
青年よつかめ未来を 
青年よ走れ明日へ

海原を滑る船 
草原を駆ける馬 
朝霧を渡る鳥 
星空に祈る女

生きとし 
生けるものが 
呼んでいる 
君を呼んでいる

君よ若人 
自由で清き魂であれ 
汗の滴 
伝う胸元朝日が映える

孤独な夜は 
歌を歌わんライララライラライラ 
遠き地平 
勇気を糧に脇目も振らず行け

青年よ目指せ荒野を 
青年よ越えろ試練を 
青年よつかめ未来を 
青年よ走れ明日へ

果てない 
荒野へ 
遥かな 
荒野へ
4. 空飛ぶ円盤 (8:24)
あれは九ツ 秋の午後 
笑うお日さま歌う風 
のん気な父さん手を引かれ 
トンボのお遊戯見ていたよ 
彼方からオレンジの皿

ずっと続くと思ってた 
おもちゃと怪獣いる世界 
ネス湖の恐竜 雪男 
お化けの気配におねしょして 
冒険と活劇の日々

子供の心になって 
夜空を見上げてごらん 
そしたら 
時空を飛び越えやって来る 
虚空を飛び越えやって来る 

今にも 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が

それは十七 冬の夜 
こたつ拡げた参考書 
サインコサインVサイン 
漫画枕にうつらうつら 
窓辺から黄金の船

偏差値順位のクラス替え 
ぼんやりしてたら落ちこぼれ 
明日も明後日も駆けっこか 
煙草を吹かしてしゃがみ込む 
一つずつ消えていく夢

素直な心になって 
星空見つめてごらん 
そしたら 
時代を駆け抜けてやって来る 
地平を飛び跳ねてやって来る 

君にも 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が

心の鏡を映して 
無限にたゆたう円盤 
在れば在る 
無ければ無い 
見れば見れる 
誰にでも

今は大人の 
夏の朝 
都会のスモッグ目に沁みる 
科学万能お目出度い 
アダムスキーはもういない 
灰色に遠ざかる空

無邪気な心になって 
宇宙を思ってごらん 
そしたら 
時間を飛び越してやって来る 
次元を乗り越えてやって来る 

すぐにも 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が 
空飛ぶ円盤が

時空を飛び越えてやって来る 
虚空を飛び出してやって来る 
時代を駆け抜けてやって来る 
地平を飛び跳ねてやって来る

時空を飛び越えてやって来る 
虚空を飛び出してやって来る 
時間を飛び越してやって来る 
次元を乗り越えてやって来る
5. 猿の船団 (4:12)
遠い未来の出来事 
秘密指令を託して 
罪の船が飛び立つ

謎のミッシングリンク 
解き明かすため積まれた 
猿の群れとタイムマシン

空の彼方 
猿の船団 猿の船団 
時の彼方 
猿の船団 猿の船団

万の年が流れて 
いつか言葉も出来たが 
猿は人になれない

窓の銀河を眺めて 
チンパンジーが呟く 
緑の森に帰りたい

空の彼方 
猿の船団 猿の船団 
時の彼方 
猿の船団 猿の船団

S・O・S! 
「地球を返せ」

ほうき星飛び乗り 
踊り出すのさモンキー
流れ星追いかけ 
歌いだすのさモンキー

砂漠だらけの故郷 
ボスのゴリラが息巻く
地球に人はいらない

タイムマシンの目盛りは 
21世紀にせよ 
青い星を守るのだ

空の彼方 
猿の船団 猿の船団 
時の彼方 
猿の船団 猿の船団

S・O・S! 
「地球を返せ」

S・O・S! 
「地球を返せ」
6. 閻魔帳 (5:11)
私は正直者 
真面目に生きてきました 
他人を悪く言わず 
己を戒めてきました

嘘つけ 人間 舌抜くぞ 
嘘つけ 人間 地獄行き

私は国を憂い 
民を治めてきました 
弱い者の身になって 
我が生涯を費やしました

驕るな 人間 舌抜くぞ 
驕るな 人間 地獄行き

いつまでも 
悪い奴らの列 
どこまでも 
狡い奴らの群れ 
終わらない 
偽善者たちの列 
果てしない 
嘘つきたちの断罪

私は徳を積んで 
人の道を説きました 
神様を深く信じ 
世界平和を願いました

お前の悪行を暴いてやろうぞ 
お前の名前を記してやろうぞ
7. 白日夢 (6:24)
絵の具が溶けてく 
夏の午下がり 
いつか見た写真と 
同じ街並み 
名も無い墓地に 
僕は佇み 
死者の沈黙に 
耳傾けた

仏法僧たちの 
懐かしい響き 
たなびくお香が 
ゆらりゆらり

蜉蝣きらめく真昼の向こうに 消えてゆきたい 
生命のさざめく真夏の彼方に 消えてゆきたい

途切れた記憶の 
糸を手繰るよに 
ひび割れた墓碑銘を 
指でなぞろうか 
日傘を差した 
喪服の彼女の 
手向けた曼珠沙華が 
風と笑ってる

悲しいぐらいの 
真っ赤な花弁 
雲間にひとひら 
ふわりふわり

陽炎ゆらめく真昼の景色に 溶けてゆきたい 
緑のそよめく真夏の気配に 溶けてゆきたい

蜉蝣きらめく真昼の向こうに 消えてゆきたい 
生命のさざめく真夏の彼方に 消えてゆきたい

彼岸へ 彼岸へ 
8. 牡丹燈籠 (8:43)
草木も眠る丑三つ 
ぬるい風がそよめく 
下駄の音も幽かに 
カランコロン近付く

ホトと門を叩くは 
年増女丸髷 
ぼうと滲む燈籠 
浮かぶ牡丹芍薬 
振袖姿

いつまでもいつまでも 
お慕いしております あなた 
どこまでもどこまでも 
付添うてまいります あなた

盆の鐘の響きに 
卒塔婆二つ蠢く 
蚊帳の中の睦言 
髑髏抱けば彼方で 
南無阿弥陀仏

けっしてけっして 
裏切ってはなりませぬ あなた 
どうしてもこうしても放れはいたしませぬ あなた

あはれ男の顔貌には 死相の黒い影 
すわと店子の八卦見たち お嬢の菩提寺へ馳せ参ず

したり和尚のいうことには 風前の灯火 
さよう過去世の悪因縁 観音の功徳を唱えよ

秋の空の移ろい 
男心に似たり 
垣根越えしあの世は 
恨み言を繰り返し 
今宵もまた来る

さあ ご一緒に参りましょう 
さあ ご一緒に暮らしましょう 
静かに 仲睦まじく 
誰にも 邪魔されず 
さあ 参りましょう
9. 世界に花束を (8:43)
お母さん 
ヨウイチ君 
ニジ子ちゃん 
その後変わりありませんか? 
元気に暮らしていますか?
お父さんは今お前たちの所から 
もう何千キロも離れた遠い南の島にいます。 
知っての通りお父さんの仕事は写真家だからこの戦争が飛び火する度にそのあとを追わなくてはいけないのです。

お父さんが戦争を撮りに行くと言ったときに、お前たちはずいぶん泣きましたね。 
けれど誰かがこの争いの悲惨さを伝えねばならないのです。 
皮肉なことに、この島の景色の美しいことといったらありません。 
その大自然に包まれて、お父さんは人間も自然の一部であるのなら、きっと美しいもののはずなのにどうして醜い争いなどしてしまうのか、などと思ったのです。

こないだ、ある噂を聞きました。 
あまり言いたくはないけれども、これだけは伝えておかねばなりません。 
いよいよお前たちの住んでいる国がこの大きな戦いに参加することになったそうです。
そのうち、お父さんの手紙もなかなか届かなくなるでしょう。 
どうぞ、気を確かにもって正しく暮らしてください。

ヨウイチ、ニジ子、お母さんの言うことをちゃんと聞いて兄妹仲良くするのですよ。 
一日の終わりには今日したことの反省をしなさい。 
そうして立派な大人になって、戦争の起こらない世の中をあなた達の手で切り開いて下さい。

世界中に幸せが 
消えてゆく! 
世界中に幸せが 
なくなってゆく! 
世界中に 
花束を! 
世界中に 
花束を!

この手紙は面会に来てくれたいとこのセイちゃんにこっそりと渡したものです。 
うまく届いてくれれば良いのですが。 
入院してから二月程が経ち、足の傷もだいぶ癒えてまいりました。 
窓の外では満開の桜が咲き誇り、故郷の桜を偲ばせます。

昨日、隣のベッドにいたTという若者が脱走を謀って捕まりました。 
銃殺にこそなりませんでしたが、おそらくTは最も過酷な戦場に行かされることになるでしょう。 
皆はTのことは馬鹿だと言いますが、あながち私にはそうとも思えません。

むしろ馬鹿げているのは個人の自由を完膚なきまでに奪い去っているこの戦争という状態で、Tはただ単に己の自由意志に則ったに過ぎません。 
こんなことを言うようではタカシは兵隊として失格ですね。

まったく、なぜ私のような死の覚もとてないノンシャランな人間が銃を持つのかとていうに 
それは銃後にいるお母さん 
妹のヨシ子の為という他ありません。 
タカシは愛すべき家族のいることに感謝しております。
いずれ近いうちに前線に出ることになると思います。 
妹のヨシ子はどうしていますか? 
あれは世慣れぬところがあるのでとても心配です。 
いつの日か還ることが出来たなら、お母さんの作った煮物をたらふく食べたい。 
そうして好きな絵を思う存分描きたいです。 
なによりもお母さんの元気であらんことを。

世界中に幸せが 
消えてゆく! 
世界中に幸せが 
なくなってゆく! 
世界中に 
花束を! 
世界中に 
花束を!

幾千もの想いをのせて、
手紙は今日も世界中でしたためられる。

トロントで 
サンフランシスコで 
リヴァプールで。

配達された手紙 
配達されなかった手紙。

封に入れられることすらなかった手紙。 
そのどれもに人の切なる願いが込められている。
悪意の込もった態度が人を不快にさせずにはおかないように、慈愛に満ちた言葉もまたその人を揺り動かさずにはおかないだろう。

一度転がりだしてまった戦争は巨大な破壊をもってしか止めることは出来ない。 
歴史が証明するようにそれは一つのきっかけが世界中を席巻していった悪夢のバタフライ効果だ。

しかし、また、一個の分子運動が全体に波及するというこの構造を信ずるならば、我々の書かなくてはならないのは平和への願い 
ただそれだけである。

世界中に 
花束を! 
世界中に 
花束を!
10. 膿物語 (4:12)
額に生まれた星一つ 
不気味に渦巻く血のマグマ 
えぐれた凹みが吐き出す脳の汁 
まだらの模様の瘡蓋は 
卑しい心の結晶体 
捲れてあふれる汚れた粘膜

星は熟れて星雲になり 
不吉な星座描き 
膨れあがって 
ついに弾けて蛆が湧く

膿がぬらぬらり 
膿がぬるぬるり 
膿がだらだらり 
呪いの膿物語

たるんだ腹には泡無数 
潰れて滴る臭い汁 
回虫の群れが飛び出して跳ねる 
紫色した汁溜り 
歪んだ心の絞り汁 
銀色にひかる忌まわしい卵

泡は悪の記憶を孕み 
七色の嘘映し 
瘴気が溜り 
ついに弾けて蛆が湧く

膿がどろどろり 
膿がむくむくり 
膿がひくひくり 
呪いの膿物語

蟲は脳味噌を食い荒らし 
臓腑を埋め尽くして 
膿を泳いで 
ついに弾けて膿が湧く

膿がぬらぬらり 
膿がぬるぬるり 
膿がだらだらり 
膿がどろどろり 
膿がむくむくり 
膿がひくひくり 
膿がでろでろり 
呪いの膿物語

ぬるり ぬらぬるり 
どろり どろどろり 
ずるり ずるずるり 
でろり でろでろり
11. 肥満天使(メタボリックエンジェル) (4:56)
腹が重くて飛べやしない
食いしん坊の肩に乗り
旨いものへと誘うのさ
だけど流行のダイエット
行かしちゃいけないエステなど
やわな心につけ込んで
甘い言葉で落とすのさ

食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
食い足りない

街は制限なしの食い放題さ 天使の誘惑
夜に醸造されたそそる空気は 天使の囁き
脆い心のたがをやんわり外す 天使の悪戯
意志は転がる果てに砕けて仕舞 天使の哄笑

また大盛り

豚は脂身 牛は霜
魚ははらし(腹下(はらしも)) 鳥は皮
米も小麦も草のうち
野菜あくまで隠し味
メインディッシュのデザートは
甘さ控え目じゃないやつ
あんこで舌を整えて
締めのラーメン忘れずに

食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
食い足りない

街は制限なしの食い放題さ 天使の誘惑
夜に醸造されたそそる空気は 天使の囁き
脆い心のたがをやんわり外す 天使の悪戯
意志は転がる果てに砕けて仕舞 天使の哄笑

またこってり

僕はこの頃絶不調
食いが足りないせいかしら
風が吹いても痛くって
羽根の節目が軋むんだ
腕は痺れて目は霞む
これじゃ弓矢も射れないよ
痛みに堪える腹いせに
肥えた人みな道連れだ

食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
足りない足りない
食っても食っても食っても食っても
食い足りない

街は制限なしの食い放題さ 天使の誘惑
夜に醸造されたそそる空気は 天使の囁き
脆い心のたがをやんわり外す 天
12. どっとはらい (7:13)
べに蛙の雨が振る 
破れかぶれの地平線 
結膜炎が覗き込む

捻子の壊れた時計台 
虚無を刻んでチイパッパ

瘧の狛犬ひり出した 
でんでん太鼓蓄音機 
墓掘り人夫の餞別は 
屠る吾が子の三杯酢

君麗しの死刑台 
滴る血潮高砂や 
狐の嫁入り通り魔の
錆びた刃が香ばしい

どっとはらい どっとはらい 
正気の沙汰はおしまい 
どっとはらい どっとはらい 
狂気の沙汰の始まり

端午の節句の沖合で 
バタフライなぞするピアノ 
溺れてみたのはいつの日か 
あれは去年の謝肉祭 

楡の木陰で処女が泣く 
恨みざらまし番頭さん

黄昏偲ぶ一輪車 
きりもみしては交尾する 
鹿鳴館の天辺で 
酌婦のアジる阿呆陀羅経

猫の尿の檜風呂 
浮かぶスメグマ有り難や 
上の姉様身を投げし 
セーヌの畔に小判湧く

どっとはらい どっとはらい 
正気の沙汰はおしまい 
どっとはらい どっとはらい 
狂気の沙汰の始まり

曇天つんざく朱印船 
沈む夕陽の浅ましさ 
朧月夜は生き別れ 
きのこ雲だよおっかさん

巡る因果の平方根 
唐竹割りのかぐや姫 
おぼこ娘もお歯黒の 
髷の島田が恐ろしい

どっとはらい どっとはらい 
正気の沙汰はおしまい 
Info / Statistics
Artists : 34,221
Reviews : 7,814
Albums : 121,737
Lyrics : 149,276