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瘋痴狂 Full Album Lyrics

人間椅子 - 瘋痴狂 cover art
Band
Album

瘋痴狂

(2006)
TypeAlbum (Studio full-length)
GenresHard Rock, Heavy Metal, Doom Metal
Album rating :  –
Votes :  0
Lyrics > etc. > 人間椅子 Lyrics (207) > 瘋痴狂 Lyrics (12)
Submitted by level 21 록스타 (2017-10-01)
1. 雷神 (5:23)
空 日輪を隠せ 
雲 不安を彩れ 
風 狂気を孕んで吹け 
海 悪辣に滾れ 
谷 呪詛を木霊しろ 
雨 静寂を切り裂き降れ 
神の怒り

空 雷よ起これ 
雲 不浄に膨れろ 
風 病を伴い吹け 
山 老獪に笑え 
川 屍を運べ 
夜 嵐に犯され哭け 
黄泉の光

忌ま忌ましきもの 
凶々しきもの 
そは名を雷神
そは益荒神

古の時空の孤高なる竜神 
艮の地平の愚昧なる荒神 
頽廃の霧の中 純潔を弄ぶ 
幻惑の闇の中 悪徳を解き放つ

空 邪に満ちろ 
雲 不吉に広がれ 
風 死臭を従え吹け 
霧 入念に崇れ 
露 苦悶を誘え 
神の光

忌ま忌ましきもの 
凶々しきもの 
呪われたるもの 
禍いなすもの 

忌ま忌ましきもの
凶々しきもの
呪われたるもの
禍いなすもの 

そは名を雷神 
そも名を雷神 
そは名も雷神 
そは黄泉神
2. 二十一世紀の瘋痴狂 (5:59)
地球の果てのデ・ラ・マンチャ 
騎士の血が目醒める 
サンチョ・バンサも頼もしく 
愉快な旅の始まり

月夜の野辺を疾る 
行く先なら馬に聞け 
風車の影へ進む 
気高き槍振りかざし

夢の国から 
夢を広めにやって来た

二十一世紀の瘋痴狂 
時代を手にするのだ 瘋痴狂 
二十一世紀の瘋痴狂 
世界を股にかけろ 瘋痴狂

お伽噺の昼行燈 
終日歌をしたたむ 
どっとはらいはまだ先じゃ 
花の都へ上ろか

日照りの峠を歩く 
雀の声友にして 
葛の坂を登る 
まだ見ぬ人慕いつつ

歌の国から 
歌を広めにやって来た

二十一世紀の瘋痴狂 
時代を手にするのだ 瘋痴狂 
二十一世紀の瘋痴狂 
世界を股にかけろ 瘋痴狂

山の彼方の時たゆたう 
ツァラトゥストラは腹違い 
革命の日は来たれり

紅蓮の崖を下る 
高邁なる足取りで 
試練の谷を抜ける 
未来の賛美追い風に

愛の国から 
愛を広めにやって来た

二十一世紀の瘋痴狂 
時代を手にするのだ 瘋痴狂 
二十一世紀の瘋痴狂 
世界を股にかけろ 瘋痴狂

二十一世紀の瘋痴狂 
時代を手にするのだ 瘋痴狂 
二十一世紀の瘋痴狂 
世界を股にかけろ 瘋痴狂
3. ロックンロール特急 (5:26)
ロックンロールの火花が架線に走る 
ロックンロールの車輪が大地を駆ける 
ボストンバックの中身はやもめの衣装 
憂鬱積もれる街とは 
今宵でさらば

ロックンロール! ロックンロール! 
特急列車で 
ロックンロール! ロックンロール! 
いざよい進め

ロックンロールの鼓動が山河に響く 
ロックンロールの炎が暗夜を照らす 
フーテン暮らしに似合いの陽気なリズム 
失恋するのは毎度さ 
くじけちゃいないさ

ロックンロール! ロックンロール! 
特急列車で 
ロックンロール! ロックンロール! 
いざよい進め

ロックンロールの地鳴りが荒野に満ちる 
ロックンロールの雄叫び朝日を染める 
一文無しには慣れっこ いずれはあの世 
傷心旅行というなよ 
気張ってあばよ

ロックンロール! ロックンロール! 
特急列車で 
ロックンロール! ロックンロール! 
いざよい進め

ロックンロール! ロックンロール! 
フーチークーチー 
ロックンロール! ロックンロール! 
いざよい走れ
4. 品川心中 (8:06)
飯盛の宿品川の 
朝は衣々 山は富士 

ええこっちゃエー ええこっちゃエー

お染太夫の巻き紙の 
添います主とあらかしこ 

有り難や 有り難や

年季が明けたらご新造に 
夫婦善哉 デデレコデン

芝の本屋の金蔵は 
身上軽けりゃ身も軽い
 
ええこっちゃエー ええこっちゃエー

沖つ白波 見目に皺 
回る金子もお茶を挽く 

往生や 往生や

生きて浮き名が立つじゃなし 
おその六三か ナンマイダ

春の海に小舟がぶかり 
人は生きるる時はひとり 
手に手 取り合うならばふたり 
さあ 海へ 海へ 参りまほう


西の空に奴凧がふわり 
人は死にゆく時もひとり 
目と目 互いに瞑るふたり 
さあ 海へ 海へ 入りまほう

~落語~

金蔵「おはようござい……」
親方「なんだい 金蔵じゃねぇかい」
金蔵「立っているのは金蔵で、足下にあるのが雑巾」
親方「何を言ってやがる、どうしたんだい、顔見せねえじゃねえかこの頃」
金蔵「ええ~ つきまして、アタクシも仕合せを悪くいたしまして」
親方「当たりめぇだ。 幸せがあるたって、そう手頃っちゃ女ばかりだってフラフラしていやがるんじゃあな」
金蔵「ええ~ しょうがありませんから、田舎へでも行って少し稼ごうかと」
親方「おお、それもいいや、行って来いな どっちへ行くんだい?」
金蔵「方角は西の方へ」
親方「西の方へ? いつ帰ってくるんだい?」
金蔵「お盆の一三日には帰ります」
親方「ヤな野郎だな、コンチクショウ、ドウモ で、西へ参りますって、西はどこなんでぇ?」
金蔵「西方阿弥陀」

目出度目出度の白無垢は 
死出の旅路の左前 

堪忍や 堪忍や

所帯持ちたやあの世でも 
蓮の台で トテリンシャン
5. 青い衝動 (2:46)
夜の気配に怯え 
肩を震わす貴方 
木々は不穏に騒ぎ 
春は墓場に淀む

青い 青い衝動が 
森を 森を吹き抜ける

月の冷気を浴びて 
口に紅さす乙女 
若き血潮に咽び 
鎌を磨き出す婆や

青い 青い衝動が 
森を 森を吹き抜ける

星の欠片の積もる 
小径を急ぐ少年 
背で蹄が止まり 
髭が虚空に笑う

青い 青い衝動が 
森を 森を吹き抜ける
6. 無慈悲なる青春 (4:55)
恋はいつでも残酷 
叶わぬほどに狂おしい 
乗り換えなんてできない相談 
独りよがりの逢い引き 
すれ違うまま手を振り 
溜息だけが過ぎ去る季節

若さゆえに 
孤独ゆえに 
愚かゆえに 
無力ゆえに

青春のばかやろう 
明後日に消えちまえ

見果てぬ夢の残像 
見えない壁の暴力 
誰かの影に追われる悪夢 
手掛かりのない現実 
まんじりもせず飛び出す 
風に吹かれて彷徨う都会

悲愴なまで 
滑稽なまで 
純粋なまで 
無慈悲なまで

青春のばかやろう 
明後日に消えちまえ

時の流れは冷酷 
息継ぐ暇ももどかしい 
安酒の中輝く栄光 
おためごかしの嘲笑 
お愛想なんていらない 
戸惑えばなお遠くの軌道

過剰ゆえに 
不遜ゆえに 
未熟ゆえに 
無知のゆえに

青春のばかやろう 
明後日に消えちまえ

青春の焦燥 
青春の懊悩 
青春の恍惚 
青春の…
…No mercy!
7. 不惑の路 (5:39)
ともに歩いた長い道のり 
よくもここまで辿り着いた 
あいも変わらず同じ風景 
時は過ぎ行き白髪も増えた 
後ろ見れば戻りたくなる 
それでも前に進もうじゃないか

行くぜ兄弟 一本道を 
行くぜ兄弟 旅の空目指し

道は狭くて人影もない 
しるべがなくて途方に暮れる 
寒いふところ心もともなく 
先を思えば迷いがよぎる 
後ろを見れば未練が残る 
気にせず前に進もうじゃないか

行くぜ兄弟 一本道を 
行くぜ兄弟 旅の空目指し

風と雨がいたぶる谷底 
雪と霧が邪魔する山道 
崖が待ち伏せをする夜道も 
獣が待つ森の奥深くまでも

行くぜ兄弟 一本道を 
行くぜ兄弟 旅の空に 
行くぜ兄弟 お天道様だ 
行くぜ兄弟 先はまだ遠い
8. 山椒魚 (7:29)
穴倉から首だけ覗かせて 
お天道様仰いで嚏する 
泥の水が尾っぽを浸すまま 
苔の生した牢屋に日が暮れる

のたりのたのた 山椒魚 
のそりのそのそ 山椒魚

咎人らが赦しを求むように 
彼も自由望まぬわけじゃない 
屈託だけお腹に溜まるまま 
黴の巣食う岩屋の夜は更ける

のたりのたのた 山椒魚 
のそりのそのそ 山椒魚

見ろよ 小蝦たちの舞踏 
聞けよ 蛙どもの合唱 
美しすぎる 優しい自然 
手の届かない 悲しい景色

見ろよ 魚たちの接吻 
聞けよ 羽虫どもの輪舞曲 
眩いばかり 絶えざる息吹 
辿り着けない 遥かな大地

知らぬが仏この世は姦しい 
深い闇に目を閉じ独りごつ 
春夏秋と化粧の移るまま 
鼠色の獄屋に日は落ちる

のたりのたのた 山椒魚 
のそりのそのそ 山椒魚

涙を拭えや 
朝に笑えや 
夕べに歌えや 
お前は生を受けたものだから
9. 恐怖!!ふじつぼ人間 (3:10)
静まる夜更けに生臭い風が吹く 
不穏な気配におののいて犬が啼く

なめくじだらけの人間がぬめりを垂らしてやって来る 
うじ虫だらけの人間が血のり垂らしてやって来る

眠れぬ人たち 
体中かきむしる 
咳込む人たち 
わなないて呆れだす

きのこだらけの人間が胞子を振りまきやって来る 
カビだらけの人間がダニを振りまきやって来る

腐臭の町には鳥の影さえなく 
汚泥の川には畸形の魚浮かぶ

ふむなしだらけの人間がざわつきながらやって来る 
いそめだらけの人間が踊りを踊ってやって来る 
ふじつぼだらけの人間がヘドロを吐いてやって来る 
ふじつぼだらけの人間が呪いを吐いてやって来る
10. 孤立無援の思想 (6:46)
雨の降る黄昏 
蜉蝣のように覚束ない街 
旅に出ようひとりで 
友だちにそっと書き置きだけして

昨日までの日記には 
さらば僕と書くのさ oh yeah

果てない 
道のり 
行くのさ 
oh yeah

はるかな 
地平へ 
行くのさ 
oh yeah

空の星の瞬き 
孤立無援に物言わないけど 
靴を履こう急いで 
恋人にそっとおやすみのキスして

想い募る写真たち 
涙こらえ焼くのさ

果てない 
道のり 
行くのさ 
oh yeah

はるかな 
地平へ 
行くのさ 
oh yeah

ひとりきりの覚悟なら 
生まれ落ちた時から oh yeah

果てない 
道のり 
行くのさ 
oh yeah

はるかな 
地平へ 
行くのさ 
oh yeah

鳴呼 実存を 
嗚呼 探すのさ 
嗚呼 存在を 
嗚呼 したいのさ
11. 暗黒星雲 (7:07)
私は微睡みのままに 
幽かな夢を食んでいる 
情熱 交歓 邂逅 狂躁 
すべては泡沫の記憶 
あヽ我が故郷よ――

真っ黒けの 
真っ黒けの 
愛しいまでの 
真っ暗闇 
真っ暗闇 
凍えるほどに 
たった独り 
たった独り 
星雲の中で

私は深淵のまにま 
限りない闇に身悶える 
幻滅 諦念 悔恨 恩讐 
やがては静寂の地平 
あヽ我が庵よ――

真っ黒けの 
真っ黒けの 
愛しいまでの 
真っ暗闇 
真っ暗闇 
凍えるほどに 
たった独り 
たった独り 
星雲の中で

夜が孕む 
闇を宿す 
時は止まる 
夢が開く

夜が孕む 
闇を宿す 
時は止まる 
夢が開く
12. 幻色の孤島 (8:40)
空と海が交わる最果ての地 
進化論の届かぬ放埒の地 

絶海の島 
禁断の島

堕落の歌刻まる不老の門 
原初の血を寿ぐ太鼓の音 

七色の島 
禁色の島

愚かな人の 
生なすところ 
流離う人の 
宿なすところ 
迷える人の 
眠れるところ 
幻色の孤島

首長竜いななく万古の杜 
摩天楼に滴る尿の虹 

蓬莱の国 
法悦の国

裸の神畏む異形の僧 
宴の火にのたくる仮面の群れ 

補陀落の国 
瘋癩の国

愚かな人の 
生なすところ 
流離う人の 
宿なすところ 
迷える人の 
眠れるところ 
幻色の孤島
Info / Statistics
Artists : 34,234
Reviews : 7,823
Albums : 121,854
Lyrics : 149,338