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Vermillion-D Alice Syndrome - 鴉/IX cover art
Band
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鴉/IX

(2014)
TypeStudio Full-length
GenresDeath Metal, Power Metal
LabelsIndependent
Album rating :  -
Votes :  0
Lyrics > V > Vermillion-D Alice Syndrome Lyrics (6) >

鴉/IX Lyrics

(6)
Submitted by level 모흐
1. 鴉/IX
燃えている――燃えている――。

【発炉】
熔ける人 黒煙は揺れ 炙られ噴き出す
害意の滓
踊りくねり 明滅を繰返しながら
消えては生まれ 生まれては消え
気が付けば 暗然たる空を割り
「 」達が見下ろしている

――私は誰だ

【永遠の火】
情動享楽好色貪婪
第六天より零れる落ち
三色滅尽 のべつ幕無し
捩れ織り成す黒い川
百三十六 由旬に至りて
非有想非無想此処非ず
眼耳鼻舌身識を閉ざせば
巡り還りて我と成る

吐き連ねた痛みと 嘆きの海
叫び続ける音は もう聞こえない
重なり混じり合って 赤き虚に
いずれ消えるときまで また落ちていくのさ
泥"と 黒い汚濁に溶けながら 彼我の区別もつかず
唯 その身を焦がし 故に理解していた 私は――

【暗い穴】
煽動蚕食略奪欺瞞
不浄舐め合い擦り合い
罪人の歌は声高らかに
使嗾に焚かれた蛻の如く
狼心狗肺克伐怨欲
愉快痛愉嬰孩嗤う
ゆらりゆらりと夢見のままで
転がる先には何も無い

縺れ合う 枯れ木の腕
従前は 夜露と消ゆ
黄白を 貪りながら
永遠に 嗚呼 燃えている

歪みゆくもの 残滅を忌む 機千の渇きを 摘み取り
言葉は 意味を無くした
人は色無き 暁に焦がれ願い焼かれるのだろう
降り止まぬ黒雨と 光の中で

一つ・・・・二つ・・・・、 星が流れていく・・・・・。
あれらは皆・・・・・・、 終わったのだ・・・・・・・・。

「絶叫」

見ろ――

世界が焼けている 命は赤熱し灰 となる
空は濁り 形骸が大地を埋め尽くす

大逆無道を是とする傀儡
火虫達は悲憤し慷慨し怨ずる
業は煮え 因果は鎔け 劫を経て一切は滅尽する

爛れた理想と 虚飾に塗れて もの謂わぬ 誰人は夜風に問う

やがて皆 燃え盛る闇と 穢れた日輪に熔けて 灰色の星になった

「燃えてしまえ」

赤く 赤く それらは万象を染め
やがて 巨大な奔流を成し 天高く昇っていく

依然として消えぬ火焔は 円を描き霧散する
月光は粛々と陰り やがて東雲の空を覆い尽くす
再び暗晦に包まれ 標を見失い 彷徨う
それらもまた輪廻の如く 彼等を飲み込んでいく

――阿鼻叫喚――

我らが不変であるならば 彼らもまた不変である
三世に於いても それは変わらない
そういうものなのだ そういうことなのだ
移ろう現象の中で 焔火は 唯 揺れるのみ

啼いている、 啼いている――。

――「 」達が嗤っている――

滅びを運ぶ船が来る 誰も知らない
遠く 高く 飛んでいき 落ちていく
滅びを謳う鳥が行く 誰も識らない
遠く 高く 弧を描き 落ちてくる
天から光が 落ちてくる

【閃光】

嗚呼 溢れ出した 一筋の 祈りを 静かに 小さき手で 掬った

歪みゆくもの 残滅を忌む 機千の渇きを 摘み取り
言葉は 意味を無くした
人は色無き 暁に焦がれ願い焼かれ続ける
降り止まぬ黒雨に 濡れて

生まれ来るもの 寂滅 思惟 機億の光に 照らされ
安寧 求めて縋る
廻り始めた 天命を論す月を ずっと見ていた
腐り落ちていく夜に 沈めて

【/IX】

啼いている
啼いている
皆 啼いている
生き行くものも 死するものも
老いも若きも 男も女も
皆、 啼いている

あの 黒鳥のように
2. 蝿の王
――神は我等とともに。

あの音が聴こえるか
心地良い 赤い せせらぎの音だ――

その名を聞いたことがあるだろう
古の印を与えられ 強固たる理念に付き随い
唯一つの頂に靡き 統率された凶猛の衆
響き渡る跫音 に 皆 恐れ慄き跪く

息を殺し 唯 狂飆が去るのを待つ
眼を閉じても 脳裏にこびり付いて離れない
意識を擦り潰す 霹靂の如き 閃光の中
焼け爛れた影供が揺れている
影は刻々と迫り やがて私を飲み込むだろう

紅蓮に染まる 首枷に繋がれて
光も届かぬ暗い深海に 嗚呼 溺れていく
散りゆく欠片に映し出された
無残に転がる 歪な名残は 嗚呼 後を引く

紅蓮に染まる 水面に揺れてる
孤独に もがき続けて 嗚呼 届かぬ 名も無き歌に溺れていく
雪のように 舞い散る 光に 囚われ
歪んだ 鏡のなかで

「強烈な臭気に誘われて 真っ黒な人達が集まってくる
彼等は赤い川へと入っていき 唇と尖らせて ずるずると啜っている
それは霊的で根源的な行為であり 神秘的であったが
おぞましくもあり 何か とてつもなく背徳的なものに見えた」

その名を知らぬものはいない
新たな時代の礎 数多の死の上に築きあげ
唯一つの地に集い 世界を二分する混沌の中
第三の光を求めその力を行使する

群れ集う蠁子の嘆きは
やがて 仇となり 渦巻き 深く蝕んでいく 穢れの中で
打ち鳴らす 閉眼の音を
踏み躙る手と 障礙の二葉を 燃え落ちていく 夜陰に隠し

渦巻き声と 非嘆に毒され
私を蝕んでいく 嗚呼 聴こえる 鳴り止まぬ 閉眼の調べ
白き手と 障礙の二葉は 濁り 燃えゆく 宵闇に隠して

どこからともなく聴こえて来る 黒い音
畏怖か 陶酔か 皆 その音に聴き入っているようだ

燃え滓は 仇となり 燻り続ける
人々は口を噤み その様子を眺めていた
無数の羽音は重なり合い 次第に大きくなっていく
改革された意識の下に新生するものへの祝福だ

それは感情を侵し 意識を蝕み やがて深淵へと至るだろう
腐敗した林檎のようにどろどろに溶けて
全ては沸々とした黒い川へと帰り行く

それは魂の拠り所であり 揺り籠であり 墓である
色無きものは 連なり 擦れ合いながら 嗚咽し 涙を流す

「彼等には翅がある その耳障りな音色は大層不輸悦だ
汚れの中で蠢き 喚き散らしている
やがて翅を焼かれ螺旋を描き墜ちていく
彼等の見ているものは全てはまやかしだったのだ
しかし孤独な王は 孤独故に気づくことはない」

「それは巨大な精神の巣であり
体系化した力によって統率されている
だが、 肥大した精神は形骸化し
やがてその意味を失くすだろう」

千切れた虫のように もがきながら
這いずり回り 転げ落ちる
痛みも 苦しみもない
唯 彼等は幻影の中で踊っているに過ぎないのだ

荒れ狂う糸をより その眼を縫い合わせ
潰れた抜殻を塗り固めて形成した足場を踏み鳴らす

埋め尽くす 空音と 掠れた日々の中で
錆びた 火輪に 揺蕩 う
戸惑い忘れた 過ぎ去る明日の声は
灰色の 風に攫われ

【黒いの広場】

人は元来 森羅万象に隷属するものであり
恒久 たる幸福を享受すべく 邁進せねばならない
然るに 愚劣な害虫は 驕り高ぶり
腐った脳髄から欺瞞に満ちた平等を乗れ流している

とうにその本質は失われ
虚偽の上に築かれた破壊は
もはや脅威となりつつある
その極めて物質的な感覚は
迷える精神を侵し
やがて絶望のなかで色を失っていくだろう

我々こそは秩序であり
選ばれし血の正統たる後継者である
大宇宙の真理を理解し得る
唯一の存在であり
至高の意志の体現者である

地上に蔓延る虚偽を廃絶した暁に
暗黒の時代は終わりを告げ
光溢れる時代へと入るだろう
そのとき我々は
天から与えられた
真の自由を手にすることができるのだ

今 この瞬間にも
同胞は傷つき 血を流し 苦痛に耐え忍んでいる

理想の実現を希求し 来る安寧の日の為に
その身を焦がし続けている
それら高潔たる忠誠は

讃え 喝采すべきである

我々を栄光へ導く最も神に近い存在なのだ――

「忠誠を名誉とし
命の尽きる瞬間まで従属する
黒い幻想の輩である
それらは魂により繋がれ
時間の波を超越し
再会すると妄信 している」

燃えている人――人――、 人――。

額が燃えている 凛然と輝く光の帯
それは威厳 の象徴 と畏怖の対象であり
天上に昇る過程において獲得するであろう
罪深き救いの手段である

終末はいずれ来る 一切壮絶な炎のなかで滅び去り
また一切は暗澹たる闇のなかから生まれくる
それは宿願たる千年の始まりの日 魂の解放という名の変異である

太陽が沈むとき 古きものは信仰とともに消え失せる
虫が脱皮するように 回帰のなかで 段階的に見られる現象だ
やがて硬化した世界の殻を破り 炎が這い出してくる
彼等は飛翔し 螺旋を描きながら どこまでも 永遠に――

「昇っていくだろう」

嗚呼 高く 棚引く 旗の下で
貪る 理想の華を
歪な 子守唄を 聴きながら
胎児は 真紅の 夢を見る

運命と 来る 憩いに揺らいで 終わりのときを待つ
嗚呼 黒い光が流れていく 滅びの先で眠るのだろう

万歳! 万歳! 万歳!

あの音が聴こえるか
気味の悪い 黒い 飛翔の音だ――
3. 斑
都合良く繋ぎ合わせた季節のなかで微睡み続け
次第に深く沈んでいく
それはとても心地が良く
二度と目覚めなくともいいとすら思えた
覚醒を厭う 子守唄が聞こえる
深い、 意識の奥

おやすみなさい――

廻り始めた 時計の上で
踊り疲れて 瞼を閉じた

いつも 独り 唄っていた
ずっと ずっと 凍えたまま
嗚呼 深く 深く 沈んだ先
私を見つけた

歪み始めた 景色の中で
輪郭の無い 声が呼んでる

遠く遠く 魔法の国へ
きっと ずっと 戻れないと
嗚呼 探していた 鍵を取って 
小さく笑った

名も無き夢と 重ね合わせた記憶に
囚われて 私は 孵らぬ
まだ 捨てきれぬ 思いに揺れている
求めていた 降り注ぐ 光の雨に濡れながら

流れ 流れていく 惑いの果て いずれ
忘れゆく 季節を 知らぬまま
嗚呼 今も

現との境界は曖昧になり
次第に意味を失っていく
虚実入り混じった渦の中で
最後に残ったものに 彼女の名を与えた

後背は暗き 陰は震え 声を嗄らし 啼いている
在りし日の残映よ 私はもうそこにはいない

彷徨い続け 蒼い森の奥
荊の鳥が啼く
光と闇が 絡み伸びていく
溢れて 空を仰ぐ

【File. 701048】

「現実という認識は
己の精神が囚われている空間に従属する感覚の一種だ
それらを現実と知覚し 現実たらしめているものは脳髄であり
ならば 脳髄の中にこそ現実は存在するのではなかろうか
然るに 精神の解放をもって 現実の在処もまた移りゆく」

【File. 704801】

「現実は夢となり 夢は現実となる
代償は決して安くは無いが これは彼女が望んだものだ
究極の自由を手にした彼女にとっと
物質的な存在はとうにその価値を失っている
故に喪失ではなく 単に不要なものを棄てただけに過ぎない
真の超現実主義者と呼べるものなのかもしれない」

さて――君は今、 何色の妄想を見ているのだろう?

――享楽愉悦――

此処はなんて楽しい場所でしょう
飴のように甘く 硝子玉のように綺麗な時を
いつまでも いつまでも
愉快だ 愉快だ
幸せだ 幸せだ

終わりも始まりもない
永遠とも異なる 時の停滞に身を委ねる
色無き夢よ
色褪せた記憶よ
ささめく死者よ
ざわめく闇よ

廻る 廻る 紅い月よ
祈り 瞳を隠して
大人にならないまま
静かに 漂い続け

嗚呼 廻る 紅い月よ
錆び付く 心を隠して
眠れぬ夜を越えた
華麗な 魔法は解けない

「覚醒」

そうさ望みを交換しよう
魔法の切符があるのさ
私が小瓶の中を覗くと夢色の輝きが揺れていた
生まれて初めてみた色は ただただ美しかった

表裏ではなく 内外でもない
自我より生じた 認識の狭間へと落ちていた
もはや眠りという行為ではなく 夢という現象の一部だ

君よ 望みは叶ったか――

名も無き夢と 重ね合わせた記憶に
囚われて 私は 孵らぬ
もう 捨て去った 想いは儚く
求めていた 降り注ぐ 光の雨は止まない

夢は 白く霞んだ追憶
閉ざされた 扉は開かぬ
嗚呼 甘きに落ちて 躯は朽ちて
痛みと 幸せな嘘
二度とは醒めぬ 空虚の中

それは果たして
本当に幸せなことだったのだろうか
今はもう 知る術はない
4. Veronicaの蛇
鎮めて 鎮めて
抜殻と成り果て
沈み 沈めて
一切を掬う
深みに散って 引き摺りこまれ
喘ぐ間も無く 連れて行く

月は刻々と満ちていく
翳り 溢れ 生れし情念 沸々と滾り
やがて形を成し 現われたるは鵺の如く

鎮めて 鎮めて
抜殻と成り果て
沈み 沈めて
一切を掬う
深みに散って 引き摺りこまれ
喘ぐ間も無く 連れて行く

夜は深々と更けていく
午前零時の鐘は鳴り もはや物謂わぬそれは
塒を巻いて 見つめていた
私は私に為り 私になった
貴方は私に生り 私になるでしょう

同一であり 同色であることを 望む
故に 黒い舌で その言葉を吐き続けている

繋がり 重ねた 名残も
連ねた 結いし 憧れも
綺麗な 緋色に 梳けていく
記憶と共に

枯れて
絡み合い 螺旋を描く
遠ざかる 影を追い
嗚呼 茜射す 深き 憂いに

紅く 紅く 咲いて 故に 零れて
色亡き 虚ろへ
あの日から いつまでも忘れぬ
睡り 落ちて さよなら

堅牢な殻を破り 這いいずる
餓えた子等は 皆 赤い眼をしている
やがて止め処なく溢れる
欲望のままに 御前を飲み干してしまうだろう
血の一滴も残さず なにもかも全て

【独白】
暗澹たる空の下 泣いているのは誰でしょう
お日様でしょうか お月様でしょうか
いいえ 私ではありません
だって こんなに嬉しいのですから

そういえば 何故 お空が赤いのでしょう

雨に濡れた女が花弁を千切っている――

好き 嫌い 好き 嫌い――
好き 好き 好き 好き。

嗚呼 過ぎ去る景色と 想いは風に攫われていく
壊れた 夢に咲く 尊き日々よ

決して忘れぬよう 深く 深く 焼き付けた
夢終わり 仮初めの明日を見ゆ

悉く 奪い去り 悉く

浮かぶ 私は 月に流れてく
独り 朽ち行く 運命と 謡うなら
黒く 黒く 塗り潰されて
永久に 揺れる 灯火に焼かれながら

沈む 私は 月に流れつく
二人 果て行く 呪いを 嘆くなら
白く 白く 塗り潰されて
いずれ 交じる 天命を抱きながら

繋がり 重ねた 名残も
連ねた 結いし 憧れも
綺麗な 緋色に 梳けていく
記憶と共に

枯れて
絡み合い 螺旋を描く
遠ざかる 影を追い
嗚呼 茜射す 深き 憂いに

碧く 碧く 歪む 影に 溺れて
情めく 現に
あの日から いつまでも変わらぬ
二人 堕ちて さよならを
5. HΣX.D
私は識らぬ
私は視えぬ
私は謂わぬ
私は聴こえぬ
祈りは虚飾 願いは空白
黒鳥は啼かぬと嘆くなら
名も無き闇を彷徨い歩く

満たされぬ渇きと
下らない愉悦に弄び 溺れていく
張りついた 穢れと
醜さに 耳を塞いで 靡くのだろう
「――絶えず落ちる」
縋った暗きを 空に浮かべて
「――命は落ちる」
零れた想いは 嗚呼 塗りつぶされて

縺れ合う響と
邪な 熱に浮かれて 爛れていく
騙し合う  痛みと
愚かさに  心隠して  笑うのだろう

「――未だ見えぬ」
繋いだ深さと  月を落として
「――裁きの色」
眩んだ意識は 嗚呼 もう 戻れない

痛みと 燃え盛る 真紅の光に 裁かれて
孤独を 嘆き 謳うように
嗚呼 歪みだす 灰色の 闇に熔けゆく
重なる 心 沈めて

希望は炙られ
一切を残さず
渇望は渦巻き
歪んだ葬列を成す

黒き歌と 名残を食む
夢に白 恐れは渇き
戸惑い揺れる 人の心
絶えず映す 光の渦を

灯は厳かに 黒煙を噴き
無垢は黙し 灰燼と帰す
無数の眼は瞬き 囁きは狂い乱れ
精神に単食う 影を成す

絡みついて 離れぬ 偽りの跡
瞳を閉じても 焼き付く 虚ろ

私は識らぬ
私は視えぬ
私は謂わぬ
私は聴こえぬ
祈りは虚飾 願いは空白
黒鳥は啼かぬと嘆くなら
名も無き闇を彷徨い歩く

声無き声と 擦れた 夢に隠して
凍え続けてるから
忘れた明日も 遙か 彼方へ 傷を残し
奪われた 置き去りの 終に

車輪は廻る
憎しみは伝染し 深々とその根を張る
腐敗した魂と 茫然 たる意思を糧に
肥え太った卑俗さは 傲慢たる欲のままに
朧げな明日を吐き棄てる
車輪は廻る 車輪は廻る

畏れと不安による感覚の欠落
麻痺 した思考 煽動による理性の喪失
荒れ狂う どす黒い奔流は
全てを焼き尽くすまで 止まる事は無い

それらを異端とせしめる朽ちた光は
どろどろと腐敗し もはやその影も無く
堕落の未に 酷薄を是とし
物憂げな闇を照らしていた
陰鬱な光は鈍く
その暗きを 際限無く刈り取る
迷夢惑いし 偽星は流れ
告白は 悉く炙られた

喪失は 目眩く 廻る幻影
白日霞む 罪を重ねてく
偽り もがき続けても
眼らずの 夜に沈んでゆく

車輪は廻る
速度を上げて
やがて汚濁の底へと沈み
永遠の苦痛を叫んでも
誰にも届くことは無い
誰にも―――

痛みと 燃え盛る 真紅の光に 裁かれて
孤独を 嘆き 謳うように
嗚呼 歪みだす 灰色の 闇に熔けゆく
重なる 心 沈めて

焼き尽くす 焔の雨に赦されて
泣いてた 震える子供のように
嗚呼 届かずに 薄明の淵を漂う
途切れた 私を探して

願いは届かず
永久に去りぬ故に
光はやがて捩れて 消えゆき
空を濡らす 祈りと共に

私は謂わぬ
私は聴こえぬ
祈りは虚飾 願いは空白
黒鳥は啼かぬと嘆くなら
名も無き闇を彷徨い歩く
6. 零ノ柩
深く 物憂いの色を 映す
梳けて 静かに散る 名も無き花よ

贖う こともできず 遠ざかり 消え去った
色褪せた 記憶を綴り 安らかに 揺れている

零れ落ちた 君を探し
綻ぶ 夢 忘れ
失くした ものを 引き摺りゆく
崩れ落ちた 肩を抱いて
滅びに 身を委ね
侘しさ 想い 募らせ
去りゆく影を追い

浅く 穏やかなときに 憩う
欠けた 想いは舞い 散りゆく運命

果てなき 故に知らぬ 暮れに溶け 忘れ去る 
溢れ出す 痛みに惹かれ 祈るように 眠りつく

共に落ちて 共に朽ちて
遥かに 逝けるなら
迷わず 闇を歩けるから
淀み濡れ 晴れぬままに
悲しき 唄 流れ
優しく影を照らして
眩き 明日を視ず

白く霞む 黄昏
掬われずに 行き交い 擦れ違い
暁闇に沈んでしまった 心 削がれ
嘆く故に

万象の狭間で揺れる小さき火は
無常に消え やがて空と同化する
全は一で在り また一は全で或るが故に
終わりは等しく訪れ 命の形骸に想い馳せる

先逝くもの 振り向かず 見知らぬ 星と 願い流れ
遠き落日と 弔い 連なる 道と
ささめきは名残 費えたもの 露と知らず
高く伸びてゆく 光を 追いかけながら 消えた

置き去りの 荒んだ感情と
滞る 醜さを並べ
天高く 積み上げ
脆く 無残に 崩れても 終わることは無い

灼け爛れて 眼を閉じ
溺れるように 夢見は回想
餓え続けてまま 晒して
散り逝く華は 愚劣さを隠し
狡猾な嘘 嗤えば
稚拙さを見ぬ 果て無き過ち
墜ち続けるまま 衰え
渇望の滓に 飲まれ逝く

いつまでも 眺めていた 白き影と 彼岸の月に問いかけ
黒き明かりと 捕らわれた深き 絡み付いた 螺旋の火よ

空ろは燃え 全ては帰らぬ 残影は
此方へ 貴方を 運ぶ
何度でも 瞬き 巡り続けて
逝く人と 惜しまぬように

いつからか どこからか
誰も知らぬ 故も領らぬ
ただそこに在り 一切を焼き尽す
皆 等しく灰と為り 万象の渦へと孵り逝く

灼け爛れて 眼を閉じ
溺れるように 夢見は回想
餓え続けてまま 晒して
散り逝く華は 愚劣さを隠し
狡猾な嘘 嗤えば
稚拙さを見ぬ 果て無き過ち
墜ち続けるまま 衰え
渇望の滓に 飲まれ逝く

どこまでも 続いていた 暗き夢と 貌無きものに問いかけ
朽ち果てても 終わらぬ 故に 黙した
紅く染まった 奪われた痛み 酔いしれていた 螺旋の緋よ

虚ろに揺れ 全ては帰らぬ 残光は
彼方へ 私は 運ぶ
何度でも 果てなく 廻り続けて
逝く人と 忘れぬように
7. And Then There Were None
Info / Statistics
Artists : 30,851
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Lyrics : 125,098
Top Rating
 Slayer
Reign in Blood
 rating : 94.4  votes : 171
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Master of Reality
 rating : 92.3  votes : 40
 Dreamshade
The Gift of Life
 rating : 83.3  votes : 14